中島の鉄道ブログ

九州内の鉄道、主に駅巡りなどを中心としたブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2020年06月

熊本県球磨郡あさぎり町にあるくま川鉄道の「おかどめ幸福駅」へとやってきました。
00IMG_6041_1
01IMG_3187_1
神社風の駅舎の前には2018年に設置された幸せの黄色いポストがあります。
02IMG_3186_1
今回は今年2月にくまモン像が設置されたという事で、約2年ぶりに訪れてみました。
03IMG_3184_1
これがくま川鉄道の利用者促進と地域活性化の一環として設置されたくまモン像
くまモン駅長です。
05IMG_3183_1
待合室の中にももう一体あり
ベンチに座ってくまモンと記念写真などが撮れるようになっています。
05IMG_3197_1
北側から見たおかどめ幸福駅
IMG_3192_1
「日本で唯一「幸福」の名前が付く駅」の
外国語が併記された駅名標です。
08IMG_3204_1_
人吉温泉、木上駅方面から列車がやってきました。
IMG_6030_1
鳥居の前を通過して
11IMG_6041_1
あさぎり、湯前駅方面へと向かいます。
12 IMG_3194_1
駅名の元となっている岡留熊野坐神社です。
「難を留めて幸せを祈る社(やしろ)」として幸福神社とも呼ばれています。
13IMG_3215_1
幸福神社に参拝した後は駅のすぐ横にあるおかどめ幸福駅売店内の
黒豚キッチンKUMAKUROでランチを
IMG_3220_1
前回はここでハンバーグとコロッケの入った幸福ランチプレートを食べたので
今回は焼きカレーにしてみました。
IMG_3190_1_1

黄色ポストとくまモンと美味しいランチで
ちょっと幸福感を感じたおかどめ幸福駅でした。

関連記事 「おかどめ幸福駅」(2018年)
http://nakashimatetudo.blog.jp/archives/239592.html

相良藩願成寺駅(さがらはん がんじょうじ えき)、なんとも古風な駅名である。
この駅があるのは熊本県人吉市北泉田町のくま川鉄道
もともとは「東人吉駅」という駅名でしたが、1989年(平成元年)JR湯前線から
現在のくま川鉄道に転換された際、この駅名に改称されました。
01IMG_3296_1

駅舎も日本家屋風の古風な佇まいです。

02 IMG_3297_1

駅舎の前にはこんなオブジェが
「セグッチョ君」です。
「よしのぼり」というハゼ科の淡水魚でくま川鉄道のマスコットにもなっています。

03IMG_3292_1_1

駅舎内です
自動券売機の横には「学習室」という文字も見えます。寺子屋か?
近くに人吉高校があり、利用が多い高校生のための物でしょうか

04 IMG_3291_1

窓口も超レトロ
平日朝の時間帯のみの営業です。

05IMG_3289_1

ホームは1面1線
途中から緩やかにカーブしています。

06IMG_3288_1

くま川鉄道の共通デザインの駅名標
駅番号は2番

07IMG_3287_1_1

このようなイラスト入りの案内板もあります。

09IMG_3269_1_1

人吉温泉駅から湯前行の列車がやってきました。

10IMG_6128_1

高校生数名を乗せて

12IMG_3272_1_1

川村、湯前駅方面へ出発していきました。

13IMG_6134_1

IMG_3283_1

ところでこの駅はすぐ横をJR肥薩線が走っています。
この間にホームを作れば便利だろうなと思いますが
JR九州の発表にもあるように、この区間は超赤字路線なので
今さら駅を併設するのも難しいのかもしれません。

IMG_3285_1
ここから隣の人吉温泉駅(JR人吉駅)まで約1.5kmは
くま川鉄道とJR肥薩線の並走区間となります。

IMG_3301_1

駅名となっている願成寺までは駅から南へ約300m
約700年にわたり人吉・球磨を治めた相良藩、相良家の菩提樹で
本堂裏には歴代相良家の墓地が並び
本尊の木造「阿弥陀如来坐像」は国指定重要文化財にも指定されています。

レトロな木造の駅舎がある熊本県宇土市の三角線網田駅です。
01IMG_3446_1
熊本県内最古の駅舎で登録有形文化財にも指定されています。
02IMG_3448_1
NPO法人による簡易委託駅で窓口業務の他
「網田レトロ館」というカフェも運営されていますが
訪れた時は新型コロナウィルス感染拡大防止のため休業中でした。
03IMG_9078_1_1
このカフェの窓際の席に座り、のんびりコーヒーでも飲みながら
到着する列車を眺めるのが楽しみでしたが・・・残念
(写真は以前訪れた時のものです)
04IMG_3449_1
窓口業務もお休み
ガラスで仕切られた昔ながらの切符販売所も昨今のコロナ対策には有効かも。
疫病退散を願うアマビエと忘れ物の帽子が置いてありました。
05IMG_3454_1
木製のラッチがレトロ感あります。
06IMG_3486_1_1_1
2番乗り場から見た網田駅
写真の先が赤瀬、三角駅方面です。
07IMG_3451_1_1
中央が空白の駅名標
周りはきれいな青で塗られていました。
09IMG_3493_1
2番乗り場の横に植えられている紫陽花がこの時期見頃を迎えています。
10IMG_3458_1_1
三角、赤瀬駅方面から列車がやってきました
11IMG_3469_1_1
上り熊本行キハ200形です。
12IMG_3474_1
13IMG_3476_1_1
14IMG_3479_1_1
肥後長浜、熊本駅方面へと向かいます。
15IMG_3499_1_1
数分後、今度は下り列車が。
16 IMG_3504_1
白い紫陽花に白い車体のキハ47形
17IMG_3508_1
18IMG_3510_1
赤瀬、三角駅方面に向かって出発していきました。
19IMG_3489_1

レトロな駅舎にしっとりとした紫陽花が似合う網田駅でした。

一武駅(いちぶえき)は熊本県球磨郡錦町にあるくま川鉄道の駅です。
01IMG_3247_1
蔵造りの日本家屋を思わせるような簡易駅舎のある無人駅となっています。
地方の小さな駅とかではたまに見かける特等席に自動販売機が鎮座している
というパターンで写真的には撮りにくいのですが、何か雰囲気のある駅です。
横には「剣豪丸目蔵人の里 一武駅」とあります。
02IMG_3244_1
単式1面1線のホームには「ツクシイバラの里 錦町」の看板も掲げられています。
かつては2面2線でしたが、現在はホームの跡だけが残っています。
03IMG_3245_1
外国語併記の駅名標
駅番号は5番
他の鉄道会社に見られるような番号の前に付く路線名のアルファベットは
特にないようです。
04IMG_3227_1
木上駅方面から人吉温泉駅行の列車がやってきました。
05IMG_6066_1
田園シンフォニー型列車KT-500形です。(KT-503「春」)
06IMG_3236_1
この日は土曜日の午後でしたが、高校生などか多く利用しているようです。
07IMG_6075_1
ホームの横にはツクシイバラも見えます。
08IMG_3241_1
次の肥後西村、人吉温泉駅方面へ向かって出発していきました。09IMG_3253_1
また錦町は剣豪丸目蔵人の里でもあります。
丸目蔵人佐長恵(まるめくらんどのすけながよし)(1540年~1629年)は
江戸時代初期の兵法家でタイ捨流創始、相良藩剣術指南役として活躍し
晩年を錦町で過ごしました。
IMG_3250_1
駅から約1.5km、国道219号線沿い「道の駅 錦」に隣接する
「錦くらんど公園」には丸目蔵人佐像があります。
IMG_3255_1
駅の近くの球磨川沿いに咲くツクシイバラを見に行ってみました。
この地域だけに群生する野生種の野ばらで
5月下旬から6月上旬にかけて可憐な花を咲かせます。
IMG_3260_1

熊本県準絶滅危惧種にも指定されている貴重な花です。

↑このページのトップヘ