中島の鉄道ブログ

九州内の鉄道、主に駅巡りなどを中心としたブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2016年01月

長崎県東彼杵郡東彼杵町にあるJR大村線の千綿駅は海沿いにある眺めのよい駅です。
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昭和3年に建てられた駅舎は改装されつつも、レトロなイメージを残したままです。
丸型ポストもよく似合います。
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駅舎内には図書スペースと昨年オープンしたカフェがあります。
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ホームに入ってみました。
駅舎から一段高いホームに上がると大村湾がすぐ目の前に広がります。
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ちょっと肌寒かったですが、せっかくですので駅舎の海側に置かれたベンチで
ウミヒコーヒーをいただきました。
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温かいコーヒーを飲みながら海を眺めて過ごしていると
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やがて長崎方面からシーサイドライナーがやってきました。
ハウステンボス仕様の快速列車はそのまま駅を通過して
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海沿いの線路を大きくカーブし佐世保方面へ向かって行きました。
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千綿駅、ロケーションの良いなかなか素敵な駅です。

以前、肥薩おれんじ鉄道の出水駅をアップしましたが、今回はその東側にある
九州新幹線の出水駅の紹介になります。
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出水の武家屋敷をイメージした駅前広場です
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鶴が出迎えてくれる和風造り一階の「飛来里」には
観光案内所や売店、休憩所などもあり、
えびめし等の人気の駅弁もここで買うことが出来ます。
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 改札を入るとここにも鶴のオブジェが
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 二線二面の相対式ホームです。
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  並走する肥薩おれんじ鉄道と
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 ものすごいスピードでN700系がホームを駆け抜けていきました。

今回はいつもの鉄道日記とはちょっと違い、ホテルの紹介となります。
先月、長崎県佐世保市周辺の宿を探していたら、宿泊プランに「鉄道大好きプラン」
というのがありました。
そのホテルがあるのは、ハウステンボス駅前にあるホテルローレライです。
もともとハウステンボス観光にうってつけのホテルなのですが、
このプランというのは、鉄道ファン向けにJR大村線を走る列車と
ハウステンボス駅が見える部屋が用意されているというものです。
プランの説明文にも部屋から見える列車の種類や、南風崎駅の案内などが
書いてありましたので、実際に泊まってみました。
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これがハウステンボス側から見たホテルローレライです。
ハウステンボス駅のすぐ前です。
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最上階の部屋は天井が高く開放感があり
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窓からはハウステンボスと列車が見えます。
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列車をただ眺めていたい人にはいいかもしれません。
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夜はまた昼間とは違った雰囲気になります。
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特典として、鉄道好きな支配人が撮影された写真の中から一枚もらえます。
何種類かありましたが、昨年四月に長崎駅で撮影されたという
四つ切サイズの旧国鉄カラーの485系とキハ66系のツーショット写真を
いただいて帰りました。
結構快適なホテルでした。


ホテルローレライ
長崎県佐世保市南風崎町

南風崎駅と書いて、はえのさき駅。数ある難解駅のひとつかもしれません。
長崎県佐世保市にあるJR大村線の駅で、古くは明治時代から歌われた「鉄道唱歌」に
「南の風をはえと読む南風崎(はえのさき)過ぎて川棚の・・・」とあるように
この歌から読み方の珍しい駅名として全国に知られましたが、
同時に太平洋戦争終結時において深い歴史を刻んだ駅でもあります。
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当時、現在のハウステンボスの周辺に浦頭港という港があり
南風崎駅はその接続駅になっていました。
太平洋戦争の敗戦後、1945年10月から1950年4月にかけて
多くの復員者、引揚者の人たちが中国や東南アジアから
この地に戻ってきました。やっとの思いで祖国に着いた人たちは
針尾の浦頭で検疫を受け、針尾救護局に収容され、旅の疲れをいやした後
この駅から引揚列車に乗ってそれぞれの故郷に帰っていったそうです。
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当時は南風崎駅発東京行きの不定期普通列車も運行されていて
期間中、引揚列車と一般列車を合わせてその数なんと1685本
佐世保港浦頭への引揚者の総計1396468人
そのほとんどの人が利用したであろうこの南風崎駅は
故郷への始発駅でもあったわけです。
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2面2線の相対式ホームの駅です。無人駅にしては長いホームは
当時の長編成の引揚列車に対応していたためでしょうか。
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その横には現在使われていないホームと線路も残っていました。
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駅名標のイラストは風車
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下り方面の踏切近くから列車を撮ってみました。
ハウステンボス関連の建物がどこか外国を思わせるような風景です。
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懐かしさを感じる旧国鉄カラーのキハ66
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終戦当時からすっかり様変わりした現在の駅周辺の風景は
当時の引揚者の方々からすれば、想像もつかなかったことでしょう

熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある南阿蘇鉄道の中松駅を訪れてみました。
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現在の駅舎は昭和62年に建てられたもので
 なかなかユニークな造りになっています。  
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    シンプルな駅名標で、左下には海抜424.6米の表示もあります。
     次駅は日本一駅名が長い「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」ですが
さすがに「はくすいこうげん」とだけ書かれていました。     
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  相対式ホーム2面2線、南阿蘇鉄道の中では唯一交換設備を持つ駅です。        
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駅舎内も外観同様、凝った造りになっています。
 天井部もカラフル。    
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   ここには土日祝日限定で営業されているそば処があります。
                     「南阿蘇一心庵」さんです。                         
                   せっかくですので、お昼を食べていくことにしました。                         
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           店内のテーブル席からは、ホームと桜の木
                              その向こうには南阿蘇の田園風景が広がります。 
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        今回は地どり蕎麦(二八そば)をオーダーしてみました。  
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     いわゆる駅の立ち食いそば屋などとは違う、こだわりの本格的なそばです。 
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美味しいそば処がある南阿蘇鉄道の中松駅
   一度食べたら、また訪れてみたくなるような、そんな味のある駅でした。     
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