中島の鉄道ブログ

九州内の鉄道、主に駅巡りなどを中心としたブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2020年03月

熊本県八代市萩原町にある八代駅へ行ってみました。
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現在の駅舎は2019年(平成31年)2月に新しくなっています。
黒と茶を基調としたシックな日本家屋風の建物で
隣接するコンビニ、ファミリーマートも本来の緑と白地に青文字の色から
駅舎に合わせた茶色に統一されています。
バックの妙見祭のイラストが描かれている建物は日本製紙八代工場です。
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改札口
ICカード読み取り機は鹿児島本線の熊本方面のみ使用可能です。
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2面4線を有するホームで
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切欠式ホームの0番乗り場は肥薩おれんじ鉄道専用となっています。
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肥薩おれんじ鉄道の改札口は別にあり、こちらの駅舎は従来のまま。
NPO法人による業務委託駅です。
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JRの駅名漂のイラストは八代の特産品の晩白柚
八代駅から新八代駅方面が鹿児島本線、段駅方面が肥薩線となります。
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1番乗り場には「肥薩線0起点八代駅」の大きな表示板もあります。
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2番乗り場に停車中の肥薩線人吉行の普通列車
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段、人吉駅方面へ向かって出発していきます。
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鹿児島本線は八代駅で折り返し運転のため
(間に肥薩おれんじ鉄道があるので川内~鹿児島駅間とは分断されています)
主に3番乗り場を使用することが多いようです。
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3番乗り場から新八代、熊本方面に出発する鳥栖行き普通列車IMG_8865_1
現在の八代駅から西へ1kmほど行った地点、出町公園内には
蒸気機関車C57形の動輪があります。
実は八代駅は1896年(明治29年)に九州鉄道の駅としてこの地に開業していましたが
人吉方面への路線の延伸(現在の肥薩線)に伴い
1908年(明治41年)に萩原町の現在の地に移されています。
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公園内にはその案内板もあります。
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その名残からか、新八代~八代駅間は大きく弧を描くようにカーブしています。
毘沙丸踏切付近にて

JR三角線(愛称 あまくさみすみ線)の赤瀬駅は熊本県宇土市赤瀬の山間にある駅です。
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海沿いにある国道57号線から狭い山道を200mほど登ると
単式ホーム1面1線の無人駅
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赤瀬駅があります。
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駅舎はなく待合所のみで
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石打ダム、三角方面には長い赤瀬トンネルがあり
ここから宇土半島の北側から南側へと進路が変わります。
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石打ダム駅方面から熊本行普通列車がやってきました。
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二両編成のキハ47形です。
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乗降客は誰もおらず
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しばらく停車した後、網田駅、宇土方面へと出発していきました。
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この区間には赤瀬海岸や
網田駅寄りには干潟模様が美しい御輿来海岸などもあります。
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赤瀬駅~網田駅間にて

宮崎県延岡市幸町にある日豊本線の延岡駅へやってきました。
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現在の駅舎は2017年(平成29年)から運用され
その一年後には、書店やカフェ、特産品コーナーなどが入った
駅前複合施設「エンクロス」も完成しています。
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木を生かした改札口です
自動改札機も欲しいところですが、この区間はSUGOCA未対応となっています。
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ホームは2面3線
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駅名標のイラストは五ヶ瀬川の鮎と鮎やなです。
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713系サンシャイン南宮崎行
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宮﨑方面から上り大分行特急「にちりん」です。
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佐伯、大分方面へ向かって出発していきました。
ちなみにこの方面への上りの普通列車は朝6時台と夜の19時台の僅か2本しかありません。
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こちらは下り、日向市、宮崎方面
下り普通列車は概ね1時間に1本のダイヤが組まれています。
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駅の東側は貨物駅となってます。
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ちょうど貨物列車もやってきました。
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東口と駅の正面である西口は連絡橋で結ばれています。
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連絡橋から見た1番乗り場と2番乗り場
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駅には蔦屋書店が入っており、中は図書館みたいな雰囲気になっています。
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ゆったりとしたソファ席もある一画で
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スターバックスコーヒーを飲んでちょっと休憩IMG_1662_1
駅前の歩道には「アスリートタウン」と称して、延岡市ゆかりの歴代オリンピック出場者の
手型や足型のモニュメントもありました。
延岡と言えば、マラソンの宗兄弟や水泳の松田選手などが知られていますね。
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駅だけ撮って手ぶらで帰るわけにはいかないので
延岡駅~南延岡駅間にて撮り鉄します。
五ヶ瀬川を渡る787形宮崎空港行特急「にちりん」

関連記事「撮り鉄日記 日豊本線 延岡~南延岡間」
http://nakashimatetudo.blog.jp/archives/239404.html


九州の秘境駅としても知られている日豊本線の宗太郎駅へ行ってみました。
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宗太郎駅は大分県佐伯市の山間部、宮崎県延岡市との県境付近にある駅です。

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現在駅舎はなく、かつての駅舎の基礎部分と
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改札のラッチと古ぼけた運賃箱のみが残っています。

トイレの壁面に掲げられた時刻表です。
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運行ダイヤは朝6時台に上下線各1本ずつと
夜の8時台に上り線1本の合わせて僅か3本のみ。
それ以外はまったくの空白地帯です。
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その代わりと言う訳ではないでしょうが
この区間の貴重な普通列車には特急用の車両が使われています
ホームには「特急車両乗車口、※乗車券のみで乗車できます」
という表示があります。
まぁ、これも程よい合理化の一環なんでしょうか。
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誰もいない静かなホームに佇みます
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2番乗り場にある待合室には
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訪れた人が記念に置いて行った石と
訪問した人が自由に書き込めるノートなどもあります。
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列車がいない駅も寂しいので
おおむね一時間に一本ほど通過する特急列車を待ってみました。
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延岡方面から
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上り、大分行783系(ハイパーサルーン)「にちりん」
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下り、大分、佐伯方面から
宮崎空港行787系「にちりん」
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なお、JR九州によりますと今年の秋からこの787系を改造した観光列車「36ぷらす3」が
毎週土曜日の午後、お隣の重岡駅と共に宗太郎駅にしばらく停車するそうです。
その時ばかりはこの静かな宗太郎駅も賑わう事でしょう。
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宗太郎駅~市棚駅間にて
第二鎧川橋梁。下は国道10号線です。

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